『…そうか…。でも、今のままじゃ志望校ギリギリだからな!よく考えろ。いつでも、相談に来い。』 ガラッピシャッ。 えっ! 先生が出てきた。 先生と目があってしまった。 私の方に近づいてきた…。 「佐々木?吉田は自分で戦ってる。佐々木も戦ってんだろ?目が赤い…。」 「え…」 「付き合ってることは…反対しないよ?けど、あいつ…吉田の足を引っ張ることだけはすんな?わかったか?」 先生は私の頭をポンポンとした。 「…はい…」