1/2な彼~甘い日常生活~






「先生とっ・・・なんだか、離れたくなくてっ・・・




もっと、近づきたくてっ・・・/////」



ずっと触れていなかったから、寂しい・・・






「・・・戸惑ってました。」




「・・・へ・・」




先生は口に手を当てながら言葉を続けた




「ボクの、感情とかをすべてぶつけると、はじめに嫌われそうで




・・・・また、知らずに憶病になっていました」




情けないです、と言うとジェラルド先生は、



私に顔をあわせないように後ろを向いてしまった



私は、そんな先生の前に回って顔を覗き込むようにして言った




「情けなくていいですっ・・・少しずつでいいですっ・・・



ゆっくり憶病な自分から抜け出せばいいと思います・・・



それにっ・・・私は嫌いません!どんどん感情をぶつけてください!




・・・どんなジェラルド先生のことも知りたいからっ・・・」





ジェラルド先生は一瞬目を見開いて、それから愛おしそうな笑顔になって




「本当に、はじめは・・・すごい・・・」





「そ、そんなことないですっ・・・!」




そんなすてきな笑顔で褒められるとすごく恥ずかしい






ジェラルド先生は私の顎に指を添え、私を上に向かせた