多忙な彼女はこんなに長く休暇を取ることは少ない しかもわざわざ日本に帰ってくるなんて 祥子は外国大好き人間だから進んで日本に帰ってはこない 「・・・何か、あったんですか?」 だから、何かあったに違いない そう言うと祥子は紅茶を自分の席まで持ってきて 少し悩ましげに答えた 「ん~、実はね、叔母さんからお見合いしなさいって言われたのよ」 「いいんじゃないですか?」 ボクがそう即答すると、祥子はため息を吐いて言った 「ちゃんと話を最後まで聞きなさい」 まだ何かあるのか