「あら、ここの大学は私の叔母が経営してるのよ? 入るなんて簡単よ♪」 そういえばそうだった ここの女子大は祥子の叔母が経営していて 結構地味に有名な大学だった 祥子はいつもはじめが座る椅子に座った 「で、急にどうしたんですか?休暇は長いですね」 「なーによ、散々働いていたんだもの、これくらい短いもんよ?」 そう言って祥子はおもむろに席を立って、自分で紅茶を淹れに行った