「わ、わかってるよ!そんなの…!!」 どんどん近づいてくる甘い匂いに、顔が熱くなる。 「……本当かな?」 近くに裕一の、綺麗に整った顔がある。 ち、近すぎるよーーー//// 「…じゃあ男だったら、こういう事するってのも分かるよね?」 その言葉と同時に、グイッと腕を引っ張られた。 「……っ!?」 目の前には、目を閉じた裕一がいる。