双子の恋バナ




----朝


「あーー!?」

私は朝から叫び声を
上げていた...。


「わ、私の制服とカバン
が無い...。」


それに....。
机の上には奏太に変装
するためのものが
綺麗に揃えられていた。

バカだった...。
奏太があの理不尽な奴が
このまま終わる訳が
なかったんだ...。



「っ〜〜!!
奏太の......
ばかぁぁ〜〜(泣)!!」

気付いたときには
全て遅し....。


陽向の悲劇は始まった
ばかりだ...。