佐々木陽向(妹)は非常に
混乱しておりました。



えぇぇえぇえ!?

こ、こ、この人!


私はファーストキス(最悪)
の相手に出会って
しまいました....(泣)



「お前....。」


気付かれた!?

「何してんだよ?
奏太...。」

彼は、はぁ...と
溜め息をついた。

バレて...無い...?


「な、何って...

逃げてるんですよ!(泣)」


「って、何泣いてんだ!?」



私は当然の事ながら
泣きじゃくった。



そんな私を見て
彼は少々混乱ぎみ...。


「おーい!
春(ハル)ー! どこだー?」


助け舟のように
その子を呼ぶ声がした。

また、男の子ぉ!(泣)

奏太のアホぉ....。
慣れる訳無いじゃん。
小さかったとはいえ
あんなことされたんだから...。



「おい!奏太!
お前もいくぞっ」

「えっ!?
や、やだっ!」

私は抵抗したものの
手を引っ張られて
強引に連れてかれた。


どこ行くのよぉぉ!(泣)