「後は無いって…蔭平今すぐ練習をやめて治療に専念「やだ」 「は?」 胡蝶は子供のように拗ねる蔭平を見て眉間にシワを寄せた 「今治療に専念したら試合出れなくなるじゃん?」 「出れなくなるってそれは「駄目なんだよ俺がここで挫折するなんて」 「でも…右腕が使えなくなるんですわよ?!そしたら二度と剣道出来なくなりますのよ?!」 「分かってる…でもそれでも良いんだ」 蔭平は胡蝶を見た