「そういえば華宮先輩どうしたんですかね?何か長水先輩達から聞いたんですけど毎年合宿には参加してたって」 「華宮ねぇ…分かんね」 「え?」 スタスタ歩いて行く詠の後を追いかける凪 「何かあったんですか?」 「いや、別に何もねぇけど」 「そういえば今年来なかったな…何で?」と考えながら詠は首を傾げた 「あ!先輩何か旗みたいなのありますよ?!」 懐中電灯の明かりで見えた頂上である印の旗を見つけた凪は嬉しそうに叫んだ 「今年は俺らが1番みたいだな!凪!」 「はい!」