「「ぎゃーっ!!何か踏んだー!!」」 「俺の足だよ!」 「ぎゃーぎゃーうるせぇ!!」と丁嵐は長水と天宮城の頭を殴った 今3人は真夜中の山を頂上目指して登っていた 毎年恒例の肝試し大会の真っ最中だったからだ 「最後の最後で何でいつも俺はうるさいのばかりとくじ引きで当たるんだ?」と丁嵐はため息ついていた 「え?また暁先輩寝ちゃったんですか?」 「本人から聞いたんだけどぶっちゃけ肝試しは苦手なんだと」