「気品のカケラも無いですわね…」 あっという間に食べ終わって砂浜に寝転ぶ全員を見て胡蝶はポカンと目を丸くした 「ありがとな胡蝶助かった」 詠はBBQセットを片付けながら礼を言った 「べ、別に礼を言われる程の事ではありませんわ」 ふいっと恥ずかしそうに視線をそらす胡蝶 「はいはい」と苦笑いする詠 「そういえば告白の返事まだ聞いてませんけど皐月」