まさか華宮からそんな話しをされる日が来るとは思ってもいなかった 高笠は近くにあったティッシュで口を拭きながら「あー…恋ね」 「あるよ…これでも割と」 「そうですか」 「…あや…何かあったのか?」 心配になって尋ねた高笠 華宮は少し間を開けてから「兄様は詠さんを信じてますか?」 「へ?詠?信じって…あぁ!もしかして今年の大会の事でか?」 コクンと頷く華宮