「しかし何ですか?!」 「いつか少しでも剣道で無理をすれば二度と右腕は動かなくなる…竹刀を握る事すら出来なくなるんだ…それでも「やります!」 「右腕が完全に錆びつくまで竹刀が握れるかぎり剣道は続けたい!!」 思わず叫んだ俺に医者は一瞬驚いていたがしばらくしてから「分かった」と笑みを見せた 「蔭平君がそれでもと言うなら私達は出来るかぎり君の右腕をサポートするよ」 「ありがとうございます」 こうして俺は病院に通いながら剣道を高3になっても続ける事が出来たんだ