「最後の最後でついに詠達と同じクラスになれたのは良いが…なんでまた俺の隣が丁嵐なんだよーっ!?」 「あいうえお順だと絶対隣になるはずねぇのに!」と後ろの席で長水は沈んでいた 「いちいちうるさい奴だな!悪いが俺もお前の隣なんてもううんざりだ」 「理由ならあいつに聞け!」と丁嵐は教壇で今年のスケジュールを話している担任の金子を指差した 「つか大体なんで担任が金子なんだよ?」 「さぁな。噂じゃ自分から立候補したとか」 「は?!マジかよ?何で何で?!」