「蔭平君の事が好きだからに決まってるじゃない!」 一瞬頭の中が真っ白になった 好きだから?俺を?城井さんが?! 「えっ?!」 「やっぱり気づいてなかったんだ蔭平君…まぁ無理もないか」 「あ、あのいつから?」 「入学式の時からよ…ほら覚えてない?私が階段につまづいて転んじゃった時保健室まで運んでくれた事」 「保健室…あぁ!そういえばそんな事あったね」 「あったねって…」