そしてその瞬間に俺の中に何かが響いたんだ あれから毎日何故か城井さんに会う度に何故かぎこちない 城井さんはそれを不思議そうに見ていたがその視線すら俺は何故か怖くて逃げていた 「どうしちゃったんだろ俺?」 自分で自分に問いかけても一向に答えは帰ってこない (当たり前だけど) そんな毎日が続いたある日 「ねぇ蔭平君もしかして私の事嫌い?」 「へ?」 部活が終わった後剣道場の鍵を返しに事務室に来ていた俺にふいに尋ねた城井さんに俺は目を丸くした