「蔭平君!いつもお疲れ様」 剣道部マネージャーで同級生の《城井桃華(シロイ モモカ)》が夜練を終えて外の水道で顔を洗っていた俺に笑顔でタオルを渡してきた 「ありがとう城井さん」と俺はタオルを受け取って顔を拭いた 城井さんは誰に対してもいつも笑顔 そして俺のいた中学で美少女として噂されていた程 でも剣道部のマネージャーであるだけであまり話しはした事なかったけど今日は珍しく2人で話しをしていたんだ 「蔭平君って天然よね」 「そうなの?」 「ほら!そういう所とか」