「仲間外れは嫌だ」と笛吹はおいおい泣き始めた 「何だよまだ居たのか東伍」 「先輩その言い方は「清ちゃんの馬鹿ーっ!!大っ嫌いでも大好きぃ!!」 「ドMか?!」と詠は思ったが泣きながら走り去って行く笛吹があまりにも可哀想で言えなかった だが高笠は「アホだ」とさらりと言って「詠も早く帰るんだぞ」と静かに笑みを見せて帰って行った 「いいのかな?」と詠は頭をかいた ふいにポツポツと冷たい物が肌に触れたのに気づいて詠は夜空を見上げた