詠の呟きに気づいていない笛吹はラーメンをまた食べ始めた 一瞬チラリと横目で笛吹の失明した方の目を見た後に詠はコップの中の水を見ながら「戻れるかな俺たちもあの頃に」 笛吹は最後のラーメンをすすった後に「戻れるさ」 「え?!」 詠が笛吹を見た時には笛吹は2人分の会計をすませて店を出て行っていた 「ちょっと笛吹先輩!」と慌てて追いかけた詠