「あっ!馬鹿!」 「へ?ぎゃあぁぁあーっ!!」 勢い良く噴き出してくる花壇用のホースの水を頭からかぶった長水 「だからホース踏まないように気をつけろって言ったんだよ俺は!」 水道の蛇口をキュッと閉めながら丁嵐はため息ついた 「うげー…ビショビショだぜ」 「自業自得」 濡れた髪を掻き分けながら長水は花壇の近くの窓から保健室の先生に「先生!タオル貸して下さーい!」と叫んだ