「親の力がないと何も出来ないお前があいつらの邪魔すんじゃねぇって言ってるんだよ俺は」 怒りの目で見てくる香賀を見て薊は一瞬恐怖でゾクッとした 「いいな薊?邪魔すんなよ詠達の事」 香賀はそう言い残して剣道場を後にした 「…何だよ…香賀の奴知ってたのかよ」 薊はダンッと壁を殴った 「やっぱうざいわ全員」 そう呟く薊を静かに遠くで見ていた1人の女子生徒は剣道場から出て来た香賀に話しかけた