「そういえば詠さん言い忘れてたんですけど」 「何を?」 俺は華宮を見た 「高1の初めに渡した竹刀と剣道着…あれ詠さんが自分で買って中学校に忘れて行ったものだったんです」 「え?!嘘?何で華宮持ってたんだ?」 「香賀さんに頼まれてたんです」 にこりと笑う華宮を見て「秋峰〜…」と俺は苦笑いした 文目剣術部【参】 【おわり】