「まさかって何ッスか笛吹先輩!さすがの俺にだって限界ありますよ」 「もう歩けない」と長水はうつ伏せになった 「とりあえずお疲れ様って所か詠?」 「そうみたいですね」 高笠と詠は顔を見合わせて笑みを見せた 「そう…本当にお疲れ様だな皆」と詠は思った これで詠達にとっての熱く長い全ての大会が終わった 詠は剣道場の外に出て空を見上げた 「綺麗な青空ですね詠さん」 何時の間にか隣に立っていた華宮は笑みを見せた