「なぁ…知ってる丁嵐?何処行ってもどう頑張っても俺はちゃんとした友達出来ないんだ…やっぱり俺は「馬鹿なのかお前?」 「友達なら居んだろ目の前に」 俺がそう言ったら薊は一瞬驚いた顔を見せた そして俺は黙ってその場から陣地へと戻って行った 戻ってから詠達に言われて気づいたが足裏がこすれて血だらけになっていた 《足裏裂裏》ってやつ? まぁ別にそんなのはどうでも良い あの後薊が一瞬だけ見せてくれた純粋な小さな笑みを数年ぶりに見る事が出来たから…