だけど止まる訳には行かない 俺がこいつを孤独から救うためには 耳元で風を切る音を聞きながら俺は竹刀を振り下ろした その瞬間会場に響くスパンと言う音 そして湧き起こる観客からの歓声の叫び声 俺は面をはずした 「薊「かなわねぇや」 「え?」 俺は薊を見た 「結局俺はお前には勝てない…いつもいつも何処に行ってもだ」 面をはずした薊は苦い顔をしていた