『えっ?!僕も試合に出るんですか?!』 『当たり前だろ?枳殻剣道部は5人しかいないんだからな』 さらっと言う詠先輩に僕は最初驚いたまま固まってしまった 『安心しろ凪!なんたって『俺がついてるからな』 『皆だよ馬鹿!』と詠先輩は長水先輩の頭を殴った 『僕が試合に…』 今までずっと補欠だった自分が試合なんかに出て良いのかなと僕は心配だった 『何を心配してるんだ凪?お前もう弱虫卒業したんだろ?』 『そうだよ凪!自信持って大丈夫だって!』 丁嵐先輩と蔭平先輩が僕の心情に気づいて励ましてくれた