「皐月が右手に持ってる袋に入ってる‘ポンポコ饅頭’の事だよ…皐月と昔良く練習帰りに食ったんだ」 「そうなんですか!」 「超美味いよ!形が狸みたいだから俺らはポンポコ饅頭って呼んでんだけどね」 香賀さんはケラケラ笑った 「早く怪我治して皐月と剣道したいなぁ…」 寝転がる香賀さんは天井をずっと見ていた あれから1年経って詠さん達は再開した けれどあの頃はまだ詠さんの精神は不安定でせっかく再開したのに2人は喧嘩状態でまた別れた