「そういえば長水先輩は何で剣道始めたんですか?サッカーとかテニスやりそうに見えるのに」 「あー…何でかな?しいて言うなら…」 長水は少し間を空けてから「もう守られてばっかは嫌だったからかな」 「守られてばっか?…ですか?」 きょとんとする凪に長水は「そ!」とまた笑みを見せた 「まぁ凪達には関係ない話しなんだけどな」 「はぁ…」と凪は意味がよく分からなかったが頷いた 「あ!ここにいたんだ凪と長水!華宮さんが差し入れ持って来てくれたから一緒に食べようよ!」