「また、あのリスを見たいの?」 「うーん、もういいかな。」 それを陽菜が書いたのはいつかの放課後のことだった。 クラスの何人かで黒板に落書きをしていた時だった。 一人ずつりすを書いたんだけど…… 「ねぇ陽菜この宇宙人みたいなのはなに?」 「え!?りすだけどふつーに。」 「どこが普通なの?というよりリス見たことないでしょ?」