食卓に箸と茶碗をならべる。 ネクタイを緩めた悠真が席に着く。 「うまそー。」 「当たり前じゃん、時間かかったんだから。」 素直じゃないな……せっかく誉めてくれてるのにね。 「お前ことだから、段取りが悪かっただけだろ?」 「そんなこと言うなら悠真が作ってみなさいよ!」 「お前、強気だよな。俺に対してそんな態度とか。」