そうなのかなー?あたしなんて....そんなもらってくれるのたぶん悠真ぐらいしかいないよ。
「この....鈍感杏奈。」
その言葉の意味について真意を確かめたかったけど、陽菜がすごくあきれたみたいな顔をしてたから聞くのをやめた。
「遅れてすまないな。」
そこであたしたちの担任が登場してきて、ここで話は途切れた。
ふと、教室についている時計を見上げると33度っていう室温も示していて。
「今日も暑いけど熱中症だけにはなるなよ!命にかかわるからな。水分補給と塩分補給はきちんとしろよ。」
じゃ、ホームルームは解散って先生が言って1時間目の授業に向かった。



