く、くるしぃ…… 「陽菜、ち……ちょっと息が。」 「あ、ごめん、嬉しくてつい。」 喜んでくれるのは本当に嬉しいんだけど、ちょっときつすぎだよ。 「あたしの目は間違ってなかったね。」 キラっと目を輝かせて嬉しそうにする陽菜が隣ではしゃいでる。 「そう…………みたいだね。」 あたしもあまりの出来事に信じることが出来ないんだけどね。