「あ、そろそろかも。」 悠真が腕時計をみて言った。 「え?何々?どうしたの?」 全く状況がつかめてないあたしが質問しても悠真は、ただ…… 「もう少ししたらわかるから、そこまでのお楽しみな」ってしか教えてくれなかった。 ずっと見上げてたからか、首が痛くなってきた。 あたしが、首を下に下げようとしたら悠真の手が伸びてきたあたしの首をもう一度上にあげた。