30分ほど歩いた後-------------- 「場所っていうのはここなんだけど。」 目の前に広がってるのは何もない綺麗な広場。 ふさふさな芝が茂っていて緑のにおいを感じる。 「きれいな所だね。」 うまく言葉では説明できないんだけど、体がキレイって感じるそんな感じの場所。 「もう少し向こうに行ってみようか、あっちにベンチがあったから。」 悠真の進む方向にあたしもついていく。