「男同士ってそんなもん?」 意外に友情薄いんだね。あんなに仲良かったのに。 「俺もメアドぐらい知ってればな。」 今のあたしたちには、連絡をとる手段がなかった。 「でもさ、あいつはきっとサッカー強豪校に行ってるよ。」 悠真はそういって空を見上げた。 悠真とひろくんはもともと家の近くにあった有名サッカーのジュニアチームのメンバーだった。 そして2人に悠真の家の隣に住んでたあたしも仲良くなってあのころ一緒に遊んでた。 「全国大会で会えるかもな」