「できたよ。超高速仕上げ生姜焼き。」 結構頑張ったんだから、帰ってきてから時計の長針は180度しか回ってないもん。 じゃっじゃーんと悠真の目の前に置く。 「めっちゃうまそうじゃん、いっただきまーす。」 「どう?味しみこんでる?」 ちょっと早く作りすぎたかなーって気もするんだけど。 早く食べたいかなーって思ってね。 「味も最高!美味しいよありがとう。」 よかった、あたしも一口食べよう。