スマホの画面に写るっているのは彼女らしき人と京祐の2ショットプリクラ。 11月4日なんて記念日まで入れちゃってラブラブな様子が伝わってくる。 「うらやましいぜ。」 「今では、こんな風だけど俺もいろいろ頑張った。」 「どういうことだ?」 そう聞くと京祐がおもむろに口を開いた。 「この彼女、俺の幼なじみでさ、いつも一緒にいるのが当たり前みたいな感じだった。」 まぁ俺と杏奈もそんなもんかも……