「俺はこの合宿を迎えるにあたって、そういうやつばっかりだったらどうしようって思ってて。」 「そんな風に思ってたのか。俺の高校では考えられないかも。」 「環境が恵まれてるんだよ。」 言われてはじめて気づく。 当たり前のみんながこんなにもいいチームメイトだなんて。 「俺、京祐と同じ部屋でよかったよ。」 「俺も。」 そういってくれて俺も安心できた。 そこまで話して俺たちは眠りについた。