「なぁ、杏奈広翔さんのページだけ見せてくれない?」 サッカー部の先輩だし、興味あるのかな? 「いいよ。」 そういって悠真のいるほうにスマホを投げる。 「もうちょっと丁寧に扱えよ。」 「ごめんごめん。悠真の運動神経ならとれると思って。」 「まぁ俺ほどになると落とすことはないけど。」 「やっぱそうなんじゃん。落として壊れたら悠真の責任だもん。」