全く!何考えてんだよこの人達は…

「あ、映りますよ?」

「お、入場ん所から撮ってんじゃん♪」

「なんか…恥ずかしいっす!」

「おぉココ!ココ!名場面♪」
「レフェリーのルール説明♪」

「いや、マジで恥ずかしいっす!!」

『俺は川中のカズキだ!今からコイツを…ぶっ殺す!!川中ナメんじゃねぇ!?』

みんな大爆笑した。

「今からコイツを~?」
「ぶっ殺す♪」
「川中ナメんじゃねぇ♪」

「マジ怒りますよ!?」

「カズキくんって可愛いですよね?」

それを聞いたみんなは更に爆笑した。

もういいって…

「お、試合始まるぞ?」

ミッキーが表情を変えた。

「ゴクッ…」

みんな唾を飲む…

カ~~…♪

ドスッ!バゴッ!
ドサァッ!!

カンカンカンカンカン♪

「ぉお!」

「今の2秒ぐらいじゃね?」

「強ぇな…」

「相手が弱かっただけだって!!」

みんなに褒められると照れるよぉ…

「カズキくん格好良いじゃん♪」

その時狭川先輩が
「やっぱ今夜のおかっ!」

とりあえず腹パンを入れておいた。

「やだなぁ♪なんすか狭川せんぱぁい?」

俺らはみんなで爆笑して、屋台で焼きそばを買って来て食べた。