気合いの華

「夏休み前にカズキ達が急に学校休み出したじゃん?あん頃の午前に色々あって川畑が1人で乱闘を収めちまったらしくてさ?」

ん…あ!!確かミッキーが血だらけのワイシャツで戻って来た時だ!

「そん時が1番でかい乱闘んなるはずで、圧倒的に私達がやられて族の存続が危なかったって話しだったのに、川畑が江夏さんと2人で呼び出された場所行って、片つけちゃったらしいよ?」

「そ、そんな事があったんだ…」

確かにミッキーって、どこで喧嘩したとかは言わないけど、別にどこでしたって喧嘩に替わりはないからね…

「あ!でもなんで裕美さん達はそこに行かなかったの?」

「江夏さんが『あたしを信じろ』って言うから、みんなで言われた通りに警察の行く手を遮ってたんだよ!」

あぁ、そいえば屋上から見下ろした時に、バイクやらパトカーやらが居た様な…

「それが急成長の1番の理由なんだろうけどね♪」

「そ、そっかぁ…」

きっとミッキーは、冴島くん所の人達と喧嘩したくて、居ても立ってもいらんなかったんだろうしな!

「ま、今度川畑に会ったら礼ぐらい言っといて貰えないかな?」

「うん、別にいいよ?」

「でもアイツ、オマワリにだいぶマークされてるみたいだから、カズキも気を付けなよ?」

「うん、裕美さんこそ?」

「あぁ!それじゃ、暑いし私はもう帰るね♪」

「うん、機会があったら連絡するね!」

「待ってるよ♪」

そう言ってエンジンをかけて、凄い音と共に裕美さんは遠ざかって行った。