気合いの華

「あれ、俺がキックやってんの知ってんすか?」

なぜかビックリして敬語になってしまったが…

「前にドームで試合したらしいじゃん?乱闘もしたって聞いたけど♪」

「へ?まぁ…」

「あれ結構知り合い居てさ?もちろん江夏さん経由なんだけど!因みに、カズキ達が乱闘した相手って私達の仲間なんだよ?」

「そ、そうなの!?」

「一緒に族やってるしさ♪」

「そんなに大きな族なの?」

「まぁここ最近で南区では1番大きな族んなったからね?」

「そ、そうなんだ…」

江夏さんって、確か頭張ってるんだよね…そんなに凄い人なんだ…

「てかレディースじゃないんだ?」

「前まではレディースだったんだけど、どこの奴らも頭上がんないみたいだから、江夏さんが『男が入った以上、最強の族にしないと先輩達に笑われちまうね。』って言い出して急成長中な訳♪」

「へぇ~…凄いじゃん!!」

「まぁカズキのおかげでもあんだけどね?」

「へ?なんで俺?」

「私が頼んで、暴れてくれたからじゃん♪」

そ、それだけで…そんなに急成長出来る程の器の人だったって事なのか…

俺は感心して頷いてしまっていた。

「あ、今の話し内緒だかんね?川畑以外は知らないはずだから!」

「ミッキーが?なんで知ってんの?」

俺は凄く不思議に思った。あれだけ避けられてきたミッキーが、関わりがあったとは到底思えないんだが…