気合いの華



ってか、川中ってそんなに昔から荒れてたって訳じゃなかったんだ…

ま、狭川先輩とか片岡先輩が昔は凄かったって聞いたし、その後のミッキーがとにかく凄いから、ここ最近の話しなんだろうね…

俺はそんな事を考えながら歩いていたら、次の人の部屋へと辿り着いた。

コンコン…

ガラッ!

「よぉ?」

「う、うん。」

冴島くん、何か怒ってる!?

「おいカズキ!」

「な、何?」

「タバコ…持ってねぇか?」

あ!そゆ事ね…ヤニ切れってゆーアレね。

「一応買って来たよ…はい?」

「お?わかってんじゃん♪やっぱショッポだよな!?」

「確かミッキーもだよね?」

「お?わかってて買って来たのか?カズキやるじゃん♪…ふぅ。」

「あ、窓開けとくよ?」

「あぁ…ふぅ。」

「…」

「…ふぅ。」

どんだけタバコ吸いたかったんだよ…

「…ふぅ、生き返ったぜ!」

「そ、そりゃ良かったよ…」

「なぁ?他の連中の見舞いは行ったか?」

「うん…まだ行ってないのは松戸くんと牧野先輩だけだよ?」

「みんな、どうだった?」

「ん~…結構前向きに強くなりたいって感じとれたかな!」

「そりゃ良かった…でも俺がこんなんだから、ミッキーも見舞いに来ちゃねぇしよ…」

「あ、それなんだけど。なんかしばらく忙しいみたいだよ?」

「ほぅ…ま、ミッキーは目ぇ離すとどっか行ってっからよ♪」

冴島くんは、そう言いながら笑っていた。