気合いの華

「俺も格闘技、やろっかなぁ…」

「いいじゃないすか?何か考えてるのとかあるんすか?」

「俺はボクシングとか考えてんだけどな…でも減量とかはダルそうだから、本でも買って参考にして、鍛えよっかなぁってよ?」

「本っすか?」

「あぁ!俺は誰かに教わるってのが苦手でよ♪」

ま、確かにそんな感じがするけど…

「俺が強くなったら一緒にスパーやろうぜ?」

「はい!いつでも待ってますよ♪」

「そいえば、久々に片岡と暴れまわりてぇなぁ…」

あ!!

「そいえばなんすけど、片岡先輩からの伝言で、退院したら暴れるぞって?」

それを聞いて狭川先輩は笑ってから、上半身を起こそうとしたが、アバラが痛んでベッドにぐったりしながら腹を押さえていた。

「無理せんで下さいよ?」

「へへ…片岡の野郎!やる気満々かよ♪」

「何やるんすか?」

「他校潰し!!」

「マジすか!?」

でもミッキーがもう制覇しちゃったんじゃ…

「改めて川中を見せ付けてくるぜ!!」

「川中って昔からヤンキー学校だったんすか?」

「いや、昔は全然だったんだぞ♪」

そう言いながら狭川先輩は笑って、また激痛で腹を押さえていた。

「本当、無理せんで下さいよ…ってか、俺そろそろ他の人の見舞いに行って来ますね?」

「おう、頑張れよ♪」

「はい!それじゃ、お大事に!」

「カズキもなぁ…!!」

また笑いだして腹を押さえている狭川先輩を見て、俺は苦笑いで部屋を出た。