気合いの華

俺達は真ん中に来て出場を決める事になった。

「しょっぱなの4人…誰行くか?」

「俺が行く!!」

ミッキーが名乗り出た。

「ミッキーで先手必勝と行くか♪」

「全員ぶっ倒しちまっても恨むなよ?」

「あぁ!本気でやってこい♪他誰行く?」

ミッキーが行く訳だし…

「じゃあ俺が行くよ。」

「カズキ…あんまりナメてかかんなよ?」

「大丈夫!本当はミッキーに見てて欲しかったんだけどね?」

「そうか…なら1人ぶっ殺す度に見てやるよ♪」

「見られ過ぎると恥ずかしいっすよぉ?」

「お前ら緊張感のねぇ会話だなぁ…他誰行く?」

「カズキが行くなら俺も行くぜ?」

その時ルイが名乗り出た。

「なら俺も行くぜ?同じ1年としてよ?」

ルイの後に松戸くんが名乗り出た。

「1年3人とミッキーか…いんじゃねぇか?先手必勝って感じだな♪」

「それじゃ俺ら3年の立場ねぇからその後は俺らが行こうぜ?」

「ならその後は俺と桜木が!」

「それじゃ最後が俺かぁ…」

「冴島くんの喧嘩してる所は見たかったんだけどね?」

「あ、言い忘れたけど各地にカメラ設置してあるから、終わってから自分を見つめ直したり他のヤツを参考にしたり出来るぞ?」

「…」

それを先に言ってよ?

「んじゃ、あっちは配置に着いてるみてぇだし、俺らも行こうぜ?」

そうして、俺とルイと松戸くんとミッキーはそれぞれの場所に向かった。