気合いの華

「んじゃ、今度こそ成功させっからよ♪」

「おう!」

「ミッキーご機嫌っすね?」

「ん?そりゃそうだ!」

走って逃げられたのに?

「つか成功しないもんだねぇ…」

「普通ナンパされて着いてく方がバカだしな!」

「それが成功するって思ってるのが4人もいるからバカだよなぁ!」

「アレ?」

「ん、んー!?」

「歩いてくんのって…」

さ、冴島くんが女の子連れて来た…

「ミッキーって人誰?」

へ?またそのネタ?

「この金髪オールバックの人。」

「俺になんか要か?」

「あ、あんたがミッキー…江夏さんに、その…足止め、してんだって?」

「へ?」

みんなビックリした顔をしてその女の子を見た!

「江夏さん、確か鑑別から出てきたはずだから…」

「は?いつの話ししてんだてめえ!」

「いや、それだけだから…」

「待てよ?アイツに連絡してみ?もうゴタゴタは終わったんだよ!」

「ほ、本当に!?」

「冴島くん、アイツの仲間連れてくるってのは無しだろ!?」

「いや、こいつが外でキョロついてたから声かけといた。」

「…わかりました!はい、じゃあ今夜にでも、はい!わかりました!お手数かけます。失礼します。」

「アイツも偉ぇご身分だな?他中にも仲間がいやがったか♪」

「さ、さっきは…すみません!それじゃ、帰りますんで…」

「あぁ、早く散れ!」

ミッキーの言い方威圧感ありすぎ…