気合いの華

「じゃあ俺ら4人だけでいいか?」

だけって…じゅうぶん多いよ?

隼人先輩と松戸くんとミッキーが俺らの近くに来た。

「アイツらバカだから見てて飽きねぇなぁ♪」

「んじゃ、誰が成功するか賭けるか?」

「も、もういいよ!」

松戸くん賭け好きだなぁ…

「じゃあ仕方ねぇな…」

「あん中で1番モテそうなの誰だ?」

「女子達の目線から見たら誰がいけそう?」

「へ?」

中川さん達はお互いに顔を見合った。

「ん?やっぱカズキか?」

「ミッキー、おちょくんないで下さいよ?」

「冗談だって♪」

「友達の話しだと桜木先輩は結構評判いいですよ?」

「そっちの子はルイ派な訳?」

「こいつバカだから疲れますよ♪」

「てめえの方がバカだろ!今朝だって俺ん家土足で上がりやがって?」

「うるさいなぁ!細かい男はモテないよ?」

「俺大雑把だけど、常識があんだよ?」

「お前ら夫婦喧嘩は後でやれよ?」

「隼人、てめえは彼女いるから余裕ってか?」

「余裕ってゆーか他の女に興味ないだけだよ♪」

「こいつ腹立つなぁ!」

「松戸くんはナンパやりにいかなくていいの?」

「男が女の尻追っかけてたらだせーよ!?」

「ちょっ!冴島くんに聞かれない様にしなよ?」

「アイツはどうせ成功しねぇよ♪」

「そりゃそうだ!」

み、ミッキーまで…