「てゆーか、みんな他中のバスケ部とか知らないだろうけど…松戸くんはどうやって考えるの?」

「ん?ヤンキー校かどうかじゃん?」

「そ、それだけ?」

「後は直感だな♪」

さっきよく考えろって…


「そろそろみんな決まった?」

「じゃあ私はカズキくんに任せるよ?」

「う、うん。わかった!」

やっぱ無難に優勝かな…

「んじゃ優勝すると思う人~?」

俺は手を挙げた。

アレ?
俺だけ!?

「はい、じゃあカズキとカズキの彼女は優勝ね?」

俺はとりあえずもうスルーして先に進ませようとした。

「みんな片岡先輩が優勝するとは思わないんだ…」

「カズキ、他に突っ込まなくていいのか?」

ルイが付き合ってんの?みたいな顔をしている。
もう諦めたよ…

「めんどくさくなった!中川さん、これで良かった?」

「うん、いんじゃない?」

そしたら狭川先輩が、
「付き合ってないなら俺なんてどーよ?」

ドガッ!

「はぁ…優勝して欲しいね?」

「いっつー…今かなり力入れたろ?」

「んじゃ、次いくか…準優勝すると思うやつ?」

ん?誰もいないの?

「じゃあ2勝すると思うやつ?」

「じゃあ俺はここにしとく!」
「とりあえず俺も…」




そんなこんなで、
4勝、俺と中川さん
3勝、
2勝、狭川先輩と牧野先輩
1勝、隼人先輩、桜木先輩、冴島くん
0勝、ミッキー、松戸くん、ルイ、矢部さん