気合いの華

少し身体が冷えたからもう一度鍛え直してから家に帰宅した。

「ただいま♪」

あ!…
靴を見て思い出した。中川さんが来てたんだった…

ガチャッ!

「ごめん、遅くなった!」

「別にいいよ?もう少しゆっくりしてるから、お風呂入ってきたら?」

「ありがと!ちょっと待ってて?」

俺はチラッと時計を見たら10時ちょい過ぎ…

せっかく早くに起きた中川さんを遅刻させちゃったよ!

俺は急いで風呂に入って、あがってから着替えて、部屋に戻った。

「朝ごはん、食べた?」

「一応食べたよ!」

「じゃあ食べて来るから、あとちょっとだけ待ってて!」

「はいはーい♪」

俺は急いで食べ終えてから、部屋に戻った。

「じゃあ学校行く?」

「まだ給食まで時間あるし、別にいいよ?」

へ?早起きしたのに?

「早起きしたのに遅刻させちゃったから、なんか悪いなぁって…」

「なら、学校行く?」

「じゃあ行こっか♪」

俺達は遅くなったが、11時頃に学校に着いた。

ガラッ!

「お2人共一緒に登校かい?」

「あれ?矢部さんは?」

「サボりじゃん?暇過ぎて蒸発するかと思ったわ!」

暑すぎてじゃないの?

教室は少しムッとしていた。

もう夏だもんなぁ…