気合いの華

そんなこんなで結局8時ぐらいまで3人は居た。

「んじゃ、またね~♪」
「またね~♪」
「ルイも帰れって?」

「なんで?」

「俺明日の学校に備えて寝たいの!」

「お、学校行くのか?俺も行くぞ?」

「いや、明日は片岡先輩の練習付き合おうかと思っててさ?」

「なーるほど♪んじゃ俺も明日はバスケやるから帰って寝るわ!」

「うん、また明日!」

俺はその後、いつものメニューをこなしてから眠りに付いた…


「ん…」
6時か…
またいつものメニューをこなして、シャワーを浴びてからゆっくりと朝食を取っていた。
携帯にはメールが入っていた。

『今日俺と冴島くん休むから!』

『了解っす!』

よし。

それにしてもあの2人、バイク好きだなぁ…

そろそろ学校向かおうかな!


俺は結構早目だが、家を出発した。

「あ。」

「おはよっ!」

「お、うん♪」

そこには中川さんが待ってくれていた。

「ど、どしたの?」

「たまたま通学路だから通りかかったの♪」

「いたならメールくれれば良かったのに…」

「いや、本当にたまたまだから!こんな時間に学校向かうなんて思わなかったよ?」

「いや、俺もたまたま早く出ただけなんだけどね♪」